CATEGORY : RUNNING

Special 〜Ultra Africa Race アフリカレース 北田さんの挑戦

report_headerimage
アドベンチャーランナー北田さんが、アフリカ モザンピークで開催されたUltra Africa Raceに出場されました。
今回はモザンピークからのレポートを御送り致します。

Ultra Africa Race 日記

runnner_image1
舞台 アフリカ大陸 南東部に位置する国、モザンビーク。
近年まで内戦が起こっていた最貧国であるため、渡航・滞在時トラブルや、マラリアをはじめとした感染症リスクのあるレースであった。
レーススタート2日前。
選手たちが集合した後、スタート地点へとバスで6時間かけて移動した。
到着したのは、緑と湖に囲まれたロッジ。
なんとも美しい場所であったが、そこ アフリカ。緑も水辺も多くあるせいで、日が暮れると多種多様な虫が現れてくる。
蟻、蚊、ハエ、カエル、ムカデ、サソリ。野外にだけでなく、部屋中にも当然のように出没してくる。
もはや屋内で休んでいると思えず、ただただ何も起こらないことを願ってレース当日を迎えた。

runnner_image1
7大陸走破を目標に挑戦し続けてきて、いよいよこれが最後。
これから始まる5日間を前に、否が応でも緊張と興奮が高まってくる。
確実に完走をすることが一番の目標。だが、やるからには勝負をして上位を狙いたい。
参加者中世界山岳レース(UTMB)優勝者や、500km超レース上位入賞者などがいたが、
「とにかく自分自身に挑戦しよう!」、そう思ってスタートを切った。



runnner_image1
コースに 、柔らかく深い砂が広がる。周りにうっそうと生い茂る草木。
そんなアフリカ特有のサバンナ地帯中にある集落を辿り、進んでいくレースであった。気温30度ほどであったが、日差しが強く、頭から水を浴び続けるほど暑さを感じながら走り続けた。

初めて体験する自然環境やコース、心身疲労や変化。様々なことが起こるが、「とにかく今自分にできることを考えて、できることをする。」、ただそれだけを考えて走った。
35km、39km、51km、47km、47km。 そうしてとうとう5日間219kmゴールを迎えた。


runnner_image1 
ここまで道のりが長かった。
砂漠、荒野、火山、山岳、氷雪、サバンナ。そのどれもが簡単ではなく、すべてが極端で大変だった。
レースに向けた調査、計画、準備。仕事を変え、トレーニングを重ね、不安や恐怖と向き合い続ける。
もちろんレースが始まれ 、熱中症、脱水症、高山病、幻覚、化膿、凍傷など、想像を超えたトラブルが毎回起こ る。それすべてと向き合い、乗り越えていかなければならなかった。
だがその苦難の先に、息を呑むほど 絶景があり、世界中に戦友と言える仲間ができ、涙するほど達成感と喜びがあった。この4年間、チャレンジし続けることができて心から良かったと思う。
人生を賭けて勝負できるなんて、そうそうにあることじゃない。こうしてチャレンジできていることに幸せを感じる。
本当にこの道を歩んでくることができて良かった。
これも今まで出会ってきた方、応援してきてくださった方、すべて方々おかげです。
ありがとうございます!

レース結果 順位 :3位
記録 :26時間08分45秒






走りを支えたレーシングランソックス

runnner_image1
ウルトラアフリカレースで、毎日砂が多いコースで足裏 摩擦が多かったですが、レーシングラン(滑り止めなし)を履いて、問題となるトラブルが起きずまま最後まで走ることができました。適度な厚みとクッショ ンとフィット感が好きですし、信頼して使用ができる が嬉しいです。おかげさまで不安を感じることなく、レー スに集中することができました。

レーシングラン ¥1,500+税


INFOMATION

runnner_image1

アドベンチャーランナー

北田 雄夫さん

1984年、大阪府堺市生まれ。

近畿大学陸上競技部に入部後、選手として主将として日本選手権4×400mリレー 銅メダルを獲得。翌年の日本選手権で優勝を狙うが、不運にも決勝レースに出場を果たせぬまま、日本一の夢は崩れ去る。

それから一度は就職をするも、自分の可能性を諦めきれず競技を再開。
勝つことにこだわり、より過酷な道を選択。

アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ5,895mに登頂。2015年、世界最長ステージレースTHE TRACK(9 stage, 521km)に日本人初挑戦。
世界10位となる。

北田さんホームページ