患部以外へのセルフケア

セルフケアでは患部にこだわることなく、全身のケアを行うことが大切でしょう。近年では一日中、パソコンを使って仕事している方も少なくないと思います。デスクワークを継続していると肩や首に痛みが生じてしまうことがあるでしょう。お仕事のみならず、休憩時間や通勤時間、更にはご自宅で、スマートフォンやパソコンを長時間使っているということも多いと思います。このような生活を続けていると、体を動かす時間はほとんどなくなってしまい、同じような姿勢を長時間続けているでしょう。座ったり、下を向いていたりする時間が長時間に渡っていると、肩と首には大きな負担がかかってしまいます。これは肩や腰などの部位だけでなく体全体にとっても負担となることでしょう。座り続けている時に姿勢に注意すれば、スマホやパソコンを長時間操作し続けても大丈夫ではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。これは座るという姿勢が楽な姿勢だからというお考えがあると思います。しかし「座る」という姿勢は必ずしも楽な姿勢だと言うことはできないと思います。

座っている姿勢は腰に大きな負担をかけていることが知られています。私たちの体は岩石や金属ではありません。むしろ歴史を考えてみれば、人間は動いている状態が自然なのでしょう。一日中、同じ姿勢で座っている生活を長期間に渡って続けるのは、人間の長い歴史を考えてみればごく僅かな期間でしかないということは明らかでしょう。そういう意味において、人間の体は動かし続けるように設計されていると言えると思います。

さて、パソコンやスマホを長時間使用し続けることによって生じてしまう肩や腰などの痛みは、痛む部位のケアだけでは根本的な痛みの解消にはつながらないと考えています。これは、全身の筋肉が凝り固まってしまっていることに原因があるように思えます。デスクワークの継続によってもたらされてしまった痛みは、首や肩のケアだけでなく、目を休ませ、体を動かすことも不可欠でしょう。更に、座って固まってしまった腰や膝の改善も必要となるようです。この痛みはさまざまな要因が複雑に入り乱れており、体の各部が連動して発症してしまいます。自身での痛みの解消を求めるには、ゼ口ポジションで痛みのない状態を作り、患部以外の部位も連動して動かすことがとても重要であるように思います。

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